放射線治療について (11月の勉強会)

今更感があると思うけど、去年の勉強会についての感想。
映像も合わせてどうぞ。 http://j.mp/gan2recY

去年11月の勉強会からずいぶんと日が経ってしまった。
が、本当に勉強になった。


どれも分かりやすく説明していただいた。
こういうのをもっと一般向けにするべきだと思った。

私が放射線治療を受けると決めたとき、親戚一同大反対だった。
「焼き切る、あんな物受けたら二度と戻らない。再建手術をしないつもりか」
被爆するのと同じ」
などなど。
主治医にこんな風に言われてますが、どうなんですかときいたら大笑いされた。
「あなた、昭和一桁のおばあちゃんよりひどいよ。」

まあ、今回の勉強会でもそうだし、自分が実際受けた治療でも思ったけど、時代はずいぶん変わってる。
しかし、主治医が言うには放射線治療のキーは専門医の設計と、その設計通り照射できる機械、そして機械を操作できる技師の3つがポイントらしい。
今回の勉強会でも、放射線医だけでなく専門技師、そして装置の説明は主治医の話を裏付けていると思った。

しかしこの放射線治療、やはり放射線だけあってかなりしんどくなる。
見た目は何も分からないが(日焼けみたいにはなる)、体はかなりダメージを食らっていると思った。


さて、今回の勉強会で一番印象的だったのは、緩和ケアに使えると言うこと。
放射線が緩和ケア?とイメージがつかなかったが、進行が進むと痛みが激しくなる。そのときにも治療として使えるらしい。
意外だった。
標準治療と一言で行ってもその治療はかなりバリエーションがあると思った。


癌になったら必ず慌てる。
だから、どんな治療があるか健康なときに知っておくことはとても大事だと思う。

YouTubeで勉強会の映像が見れます。 http://j.mp/gan2recY