放射線治療についてのぶっちゃけ質問

6月4日、1週間前のこと、予約外で主治医に会いに行って来た。

放射線治療について調べたことを、確認したくて。
まずは、私が最初に膠原病内科に通院していたことについて。
私は乳腺外科に通う前は、膠原病内科に通院していた。
手足が痛くなり、やる気を完全に失っていた。
血液検査をしてもらうと、抗体異常が見つかった。

主治医によると、「それは膠原病ではない」という。
すでにそのときにはガンが体を蝕み、その反応が出ていた。
ガンと告知される、約3ヶ月前のことだ。
なので、放射線治療には問題ないということ。
膠原病放射線治療をすると、肺線維症という病気になるらしい。
主治医の患者で膠原病と診断された方は、当然だが放射線治療はしていない。

次に、放射線治療の副作用について。
肌がただれたり、やけどのような状態になると聞いたのですが・・・というと、主治医は笑っていた。
「そんな風になりません」

いろいろ話したが、とりあえず放射線科の先生に会うことにした。
申し訳ないが、おっとりした先生とは、正直あまり肝心なお話が出来なかったように思う。




そして、6月16日、最後の抗がん剤
正直行きたくなかった。


かなり爪が傷んでいて、軽く触れただけでも響くし、引っ掛けたら爪が剥がれそう…。
それでも、きっちりやらないと効果がない、との主治医の言葉があったので、頑張って行った。

抗がん剤の日は、テンションが高くなる。
興奮しないと、行けない。
終わってからも、これからの副作用に対して、戦う気持ちに自然となるため、アドレナリンが出ていると思う。

さて、京は放射線治療の話と、婦人科の話を。


まずは婦人科。
子宮頸癌の検診は以前に澄ました。
今日は子宮体癌といって、本体側の癌検診をする予定だった。
しかし、先生的には影が見えなかった事、乳癌がある事、子宮筋腫が3センチと小さい事もあって、本日は検査なしとなった。
子宮体癌の検査はとても痛いそうだ。


私の性格を知っているのだろうか。主治医が婦人科の先生と話してくれたのだろうか、人間はシングルタスクでないと治療は出来ないのか。


痛い検査を今受ける気力がないので、とても助かったと思った。
こういう時に、この病院んを選んでよかったと思った。




採血後、主治医の主治医の診察。
白血球の数のチェック。4300あった。ホッとした。
しかし鼻の傷が治らず化膿している事、鼻水が止まらない事、鼻毛がない事などを説明した。
完全に副作用で、味覚障害や口腔内の障害についても説明してくれた。


DOCは副作用がひどく、命がけの部分がある。
だから頑張ってもらわないと行けない。
よくぞここまで頑張ったけど、放射線についてはやはりやったほうがいいとのことだった。

私「放射線治療の再発率を抑える可能性は、全体の再発率の1/3といわれているが、それは可能性が低いと思う。」
主治医「確かに全体はそうですが、あまのさんの、トリプルネガティブのケース、ly3・グレード3という悪性度の高さから、放射線治療をした方がいいと考えています。
今は全摘の放射線なしよりも、温存の放射線ありの方が予後がいいのです。」




私「一度照射してしまったら、二度と同じところには照射ができないと聞きました。再発してから照射した方が良いのでしょうか?また、最初から再建希望をしていましたが、放射線治療をすると再建は難しいと先生は仰ってました。」

主治医「再発してから照射はないです。再発後の治療は、根治を目指すものではありません。延命が目的です。今の最初の段階だから根治ができるのです。今できる事をした方がいいです。放射線をしても再建はできます。ただ人工が出来ません。また、個人的にはオススメしません。メンテナンスや破損の可能性があり、34歳では若すぎると判断します。(長期的に持たないという意味)」





私「正直、放射線科の先生に話を聞きに行ったのですが、こちらを向いてお話されていなかったのが非常に気になりまして…私が初めての患者なのでしょうか?(だったら辞退したい…ごめんなさい…)」

主治医「あの先生は非常に優秀で、機器も最新のものを入れています。問題発言だなぁ笑」





私「放射線の副作用についれ、 ケロイド が出来た方、骨 や肺がボロボロになる人もいると聞きました。また、ほかの放射線科の先生に話を聞きに行ったのですが、自身の家族に対して放射線治療を拒否している人もいるそうですが、先生ならご家族に放射線治療を進めますか?」

主治医「体のセンターラインへの照射は、確かに危険と言えます。重要な神経が通っているので、後遺症がある場合があります。
だから、肺や胃、の場合は照射が難しいケースもあるのは事実ですし、その場合は効果が上がるとは言い難いです。また、子宮の場合も大腸に一部照射するのでこれも難しいケースもあります。
私は昔消化器外科だったので、胃なら進めない場合もありますが、あまのさんの場合は、私の家族にも進めます。必ずさせます。」





これだけ聞いても、不安は書き消せない。
というか、まだ質問が足りないと思っているから。
相当聞いたつもりでも、質問残しは必ずある。

しかし、今日は疲れた。
かなり勇気を振り絞って、失礼だと思うような質問もした。
気力をかなり使った。

でも聞いてよかった。

コミュニケーションは難しい。
でもしなければ行けない。


今の気持ちとしては、受けた方がいいとは思う。でも後押しがほしかった。
そして、それはデータではなく、(どこまでいっても、データはわからないから)結局主治医を信じれるかどうかなんだと思う。

私は主治医を信じてる。信じたい。
ワラにもすがる思いで、信じたい。

もしかしたえあ、依存かもしれない。
そういう危険性は、いつもはらんでいる。




※本日の主治医とのやりとりは、純粋に一人で話を聞いたものではなく、一部途中参加の母の質問も入っています。また、1週間ほどまえに予約外で質問した内容も重複しています。
※内容的に、いろんな患者がいる事を考えると不適切に思われる箇所があるかもしれません。先におわびいたします。また、医師に対して信頼性にかけるような表現の箇所もあります。全ての医師がそうでない事を申し上げます。また、主治医の意見であり、日本医療の全体の総意ではありません。患者さんには、ぜひ御自身の主治医とのお話し合いでの結論を優先的にお考えいただければと思います。あくまで参考意見としてご覧ください。